2011年12月21日(水)

2011年12月21日(水)


『わたしは言います、「どうか、はとのように翼をもちたいものだ。そうすればわたしは飛び去って安きを得るであろう』詩篇55篇6節


昔、「私は貝になりたい」と言う映画があった。
でもダビデはどうも鳩になりたかったようだ。

いや、ダビデは鳩になりたかったんじゃない。
現実から逃げたかったのだ。

ダビデは神に祈っている。
ダビデは悩み、弱り果て、敵の声と悪者の罠によって気が狂いそうになっていた。
まわりは敵だらけで、死の恐れに苦しみ、そして彼は言った。

「はとのように翼をもちたい。
この現実から逃げて安らかな所に行きたい。
どこかいい避難所はないか。
どこに逃れようか」と。

私達もダビデ程ではないが、現実から逃げたくなる時がある。
私達は私達なりの苦しみを抱えている。

でも私達は決して鳩にはなれない。
また現実から逃げる事もできないのだ。

じゃあ、どうすればいいのだろう。
ダビデは私達にヒントを与えてくれている。
詩篇55篇の最後の1節…「しかしわたしはあなたに寄り頼みます」。

確かに、私達は鳩にはなれないし、現実から逃げる事も得策じゃない。
でもそんな時だからこそ主を信頼するのだ。
そうすれば、主が私達の避難所になって私達をかくまってくださる。
それでも駄目なら、私達を安全な場所へと運んでくださる。
それでも駄目なら、主は私達を鳩じゃやなく鷲にして天高く昇らせてくださるだろう。

天への凱旋が待っている。
だから、安心して主を信頼しよう。
主に祈ろう。
主は確かに応えてくださるのだから。

God Bless You!!


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