2011年11月7日(月)

2011年11月7日(月)


『主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない』詩篇23篇1節


この著者はダビデだ。
彼は忠実な羊飼いだった。
だから誰よりも、羊にとって牧者が大切かを知っていた。

良く知られている事だが、羊は臆病な動物だ。
その上、薄情で、子どもの頃は高い所に登るのが大好きだが、自分で降りる事はできない。学習能力もない。
目も悪い。
でも人一倍と言うのか、羊一倍と言うのか、餌に対する執着心は半端じゃない。

こんな生き物の事を聞いた事がある。
そう、人間だ。

本当は臆病なのにいきがっている。
本当は薄情なのに偽善者ぶる。
やりたい事をするけれど、決して責任は取らない。
懲りもせず、何度も同じ失敗を繰り返す。
本当に見なければならないものが見えない。
自分に必要な物は、誰かを蹴落としてでも手に入れたい。
そして手に入れたものは決して手放したくない。

イエス様を信じるとは、こんな生き方を止める事だ。
自分が臆病だと気付く時、強いお方を信頼する。
自分の愛のなさにほとほと嫌気がさす時は、イエス様の愛を思い出そう。
そして愛する力をいただこう。

自分がやりたい事じゃなく、イエス様の後に従って行こう。
何度失敗しても諦めずまた始めよう。
イエス様と一緒に。
本当に見なければならないものは、イエス様が指し示してくださる。
一切の執着心を捨てて、イエス様が与えてくださっている今を感謝しよう。

イエス様は、最高の牧者だ。
良い牧者であるイエス様は羊のために命を捨てられた。
だから、私達は安心して牧者なるイエス様について行こう。
その道は安全で、最善の道なのだから。

God Bless You!!

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