2011年11月28日(月)

2011年11月28日(月)


『もしわたしのいましめを守るならば、あなたがたはわたしの愛のうちにおるのである。それはわたしがわたしの父のいましめを守ったので、その愛のうちにおるのと同じである』ヨハネによる福音書5章10節


神の戒めとは、愛に基づいた言葉を意味している。
戒めとは、私達を懲らしめる事じゃない。
戒めとは、私達を守る神の愛の言葉なのだ。

以前、私は夢を見た。
夢の中には二人の男女がおり、そして二人は互いに愛し合っていた。
ある日、女性は男性に言った。「友達の男性からデートの誘いを受けんだけど、どうすればいい?」と。
勿論、男性は「きみは僕とお付き合いをしているのだから、そんな誘いを許す事はできないよ。
僕には耐えられない。
僕はきみを愛しているんだから」と言った。
女性は嬉しそうに微笑み、そしてその言葉の通りに友達の男性に伝え、誘いを断った。
彼女には、男性の愛を深く理解する事ができた。

夢の中では、数年の月日が流れていた。
同じ男女がいた。
そして同じ言葉が交わされていた。
女性は言った。
「友達の男性からデートの誘いを受けたんだけど、どうすればいい?」

男性は言った。
「きみは僕とお付き合いをしているのだから、そんな誘いを許す事はできないよ。
僕には耐えられない。僕はきみを愛しているんだから」。

男性の言葉は何も変わってはいなかった。
しかし変わったのは女性の心だった。
もはやこの男性の言葉は彼女にとって「愛」ではなく「束縛」でしかなかった。

そこで私は目を覚ました。

変わったのは男性の愛じゃない。
女性の心だ。
変わったのは神の愛じゃない。
私達の心だ。
だから神は語られた。
「はじめの愛に立ち返りなさい」と。

神の戒めを「愛」と取るのか、「束縛」と取るのかは、私達の心にかかっているのだ。

God Bless You!!

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