12月3日(木)の手紙


2015年12月3日(木)

『あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変らせて、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました』創世記50章20節


考えにも及ばないような事件が起こると、その心の傷を癒してくれるものがあるのだろうかと感じてしまう。
だけど、神は事態を一変させる力を持っておられる。

ヨセフの人生は、その説得力のある実例だ。

ヨセフを奴隷として売った兄達は、弟が自分達に仕返しをするに違いないと恐れていた。
だけど、ヨセフは彼らに告げた。
それが、今日の御言葉だ。

パウロもまた、「悪に負けてはいけない。かえって善をもって悪に打ち勝ちなさい」と語っているけれど、私達は、自らの復讐心を神の御手にゆだねるなら、この驚くべきプロセスの一部となれるだろう。

人生の決定的瞬間は、決して災いだけではない。
むしろ、神の恵みと御力によって、それとどう向き合うかが大切なのだ。

God Bless You!!

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