12月2日(火)の手紙


『イエスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる』ヨハネによる福音書11章25節


ひとりの男性が、末期癌で余命九ヶ月だと告げられた。
大学院の神学部の教授を、退職したばかりだった。

彼は様々な事を思い巡らしながら、あるコメディアンの名言を思い出していた。
「死んでもしばらくは、髪の毛や爪が伸び続けていくんだ。
でも、かかってくる電話は、少しずつ減っていくさ」という言葉だった。

ユーモアは心を力づける事ができるのかも知れないけれど、魂を支えるのは、それを遥かに勝る深い何かだと実感していた。

彼は、勇気の根源について、新聞にこう書いている。
「キリストの福音とは、ナザレのイエスが死からよみがえられたので、もはや死は、このお方を支配しないという知らせです。
私は、イエス様が最終的な決定権を持っておられるという信仰に、自分の人生を賭けてきました。
そして、今、自分の死も賭けるように召されています」。

私達は、今日という日や迫り来る明日を恐れる必要はない。
イエス・キリストは、主を信じる信仰を持つ者と共におられ、最終的な決定権を持っておられる。
だから、心配する必要は、何もない。

God Bless You!!


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