12月19日(金)の手紙


『あなたがたの間でかしらになりたいと思う者は、僕とならねばならない』マタイによる福音書20章28節


教会の良い働きは、権力欲の強い人がひとりいるだけで混乱してしまう事がある。

その教会は、メンバーが開拓当時から比べると4倍になった。
多くの人が、救われたからだ。
彼らは教会のみならず、地域のためにも積極的に奉仕していた。

だけど、ひとりの役員が、牧師の影響力をねたみ始めた。
彼は、もっと実権を与えられるべきだと感じ、牧師を中傷するようになった。
悪口を言う事で、自分自身がよく見えると思ったのだろう。

宣教の働きがどうなろうと、自分には関係ないと言わんばかりに、評価と発言力を追い求めた。
この騒動のおかげで、牧師は職を辞する事になった。

キリストに仕えるというのなら、権力を求める権利は放棄すべきだ。
自分を大きくしたいと願ったり、誉め言葉を求めたりするのは、お門違いじゃないだろうか。
仕えられるためではなく、仕えるために来られたイエス様を模範にしなくてはいけない。

あなたは、牧師か。
伝道師か。
宣教師か。
教会役員や日曜学校の教師か。
それとも、教会のメンバーか。

頑張れば、権力は手に入るかも知れない。
だけど、人からの賞賛を追い求めるならば、神様からの支持を失う事になるだろう。
私達は、何よりも神様からの支持を得る者になりたい。

God Bless You!!


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