12月17日(土)の手紙


2016年12月17日(土)

『あなたが生きながらえる日の間、あなたに当ることのできる者は、ひとりもないであろう。わたしは、モーセと共にいたように、あなたと共におるであろう。わたしはあなたを見放すことも、見捨てることもしない。』ヨシュア記1章5節


巨人は、歴史的にも文学的にも特別な存在だ。

聖書に記された実在の巨人ゴリアテから、童話「ジャックと豆の木」に登場する巨人に至るまで、私達はこの大きな人達に惹きつけられる。

体格は普通でも「巨人」と言い表される人もいる。
それは、偉業を成し遂げた人だ。

例えば、17世紀の物理学者アイザック・ニュートン。
彼は献身的なクリスチャンで、「もし、私が少しばかり先を見渡せたのだとしたら、それは「巨人」達の肩の上に乗せてもらったからです」と語り、自分の成功は先人達のおかげだと語った。

後続の科学者達にとっては、ニュートンもまた、肩の上に乗せてもらう「巨人」だ。
彼の研究成果は、宇宙飛行開発にさえ応用されているそうだ。

神はヨシュアに、イスラエルの民を約束の地に導くように命じられた。
ヨシュアにとっての「巨人」とは、モーセだ。
彼は40年間、指導者であるモーセのそばで学び、今や学んだ事を実行するばかりだった。

また、ヨシュアにはもうひとつの強みがあった。
彼自身の信仰が、彼の使命を支えたのだ。
つまり、イスラエルの民を導いたヨシュアには、モーセの模範と、「共に行く」と言われる神の約束があった。

将来の事が不安になったら、模範となる「巨人」を探そう。
そして、神と共に歩む大切さを決して忘れないようにしよう。
良い模範とは、行くべき道を知り、その道を歩み、他の人にもその道を指し示す事ができる人の事だ。

God Bless You!!

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