11月9日(月)の手紙


2015年11月9日(月)

『すなわち、「シオンの娘に告げよ、見よ、あなたの王がおいでになる、柔和なおかたで、ろばに乗って、くびきを負うろばの子に乗って」』マタイによる福音書21章5節


水を差されたのはイエス様だった。

日曜日には勝利の王としてエルサレムに入られ、「ホサナ」と叫んだり、しゅろの枝をふって讃えたりする大勢の人々に迎えられた。
癒し主であり、偉大な知恵の与え主が来られたのだ。

群衆は、イエス様を崇めた。
それなのに、何が起こったのだろうか。
何が「ホサナ」を「十字架につけろ」という叫び声に変えたのだろう。

それは、イエス様が耳の痛い話をされた時から始まった。
主がなさった事を振り返ってみよう。

両替人達を、主の宮から追い出された。
取税人や遊女の方が、祭司長達より先に神の国に入ると教えられた。
税金を払うようにと言われた。
そして、「わざわいだ。偽善な律法学者、パリサイ人達」と警告された。

これが義なるお方、イエス様だ。
唯一の完全なお方。
神が肉体をとられたお方だ。

イエス様は、人気コンテストに出るために来られたのではない。
主の使命は、真理を示し、救いを授ける事だった。
だけど、それはご自身の死を意味していた。

イエス様のエルサレムでの最後の一週間を思い出して欲しい。
そして、主の完璧な愛を褒めたたえよう。
この愛によって、主は十字架まで行ってくださった。
釘打たれたイエス様の手は、愛であふれた神の心を現わしている。

God Bless You!!


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