11月17日(火)の手紙


2015年11月17日(火)



『わたしは光としてこの世にきた。それは、わたしを信じる者が、やみのうちにとどまらないようになるためである』ヨハネによる福音書12章46節


使徒ヨハネによると、ニコデモは夜、イエス様のもとに来た。
彼はパリサイ人であり、支配階級の一員だった。

そんな人が、イエス様に関心を持つというのは恥ずかしい事なので、夜の闇にまぎれて、こっそり来たのだろうか。
そうではなく、単に、夜の方が涼しかったからだと言う人もいる。
また、夜の方が静かで、邪魔も少ないので、イエス様に質問をするには都合がよかったからだと考える人もいる。

ニコデモがイエス様に会いに来るのに夜を選んだ理由は、実際のところ分からない。
だけど、ヨハネはこの事実をことさら強調しているようだ。

ニコデモについて述べるたびに、「ほら、夜にイエス様に会いに行ったあの男だよ」というように説明している。

ニコデモは、道徳的に正しく、モーセの律法にも従って生きてきた人だろう。
また世間も、彼を良い人だと言っていただろう。
だけど、そんな事は無関係だった。
ニコデモにとって、イエス様の正体は闇の中だった。

彼は、真実を知りたくなった。
それで、闇の中から「世の光」に惹かれてやって来たのだ。

イエス様は、私達を闇の中から召し出してくださる。
また、イエス様を信じる者が、闇の中に留まる事はないと約束しておられる。
イエス・キリストを信じる事は、闇の中に飛び込む事ではなく、光へと歩み出す一歩だという事を、忘れないで欲しい。

God Bless You!!

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