11月16日(木)の手紙

2017年11月16日(木)

『わたしが声をあげて主を呼ばわると、主は聖なる山からわたしに答えられる。』詩篇3篇4節


私たちは、ハンナから多くのことを学ぶことができる。

彼女は、気持ちを理解してくれない夫、責めあざける仲間、独善的な聖職者に囲まれていた。しかし、神に心を注ぎ出すことで、霧の中に道を見つけた。

私たちは、神がハンナの心の祈りに応えて男の子を与えてくださったと分かるけれど、エリの祝福については、気休めであったのか、神の約束であったのか定かではない。
だけど、彼女の顔が悲しそうでなくなった最大の理由は、神に心を打ち明けて平安を得たからではないだろうか。

私たちは、神と交わるために造られた。
そして、その交わりが密になると、私たちは神の臨在だけでなく、神の力とも結ばれる。
私たちの心の痛みや感情を赤裸々に語る祈りを、神が喜んでくださることは確実。
なぜなら、私たちが神を信頼していることが明らかになるから。

祈った私たちも必ず慰められ、新しい展望を得ることもある。
心を騒がしていることが、批判であれ、願望であれ、最善の対処法をご存知のお方にお任せしたのだから、もう大丈夫。

ハンナを見てほしい。
心がなくて言葉のある祈りよりも、言葉がなくても心のある祈りのほうが、神はよっぽど喜ばれるということを。

God Bless You!!

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