11月13日(月)の手紙

2017年11月13日(月)

『さて、これらの人々はみな、信仰によってあかしされたが、約束のものは受けなかった。』ヘブル人への手紙11章39節


アルベルト・アインシュタインは、息子のエドゥアルトに宛てて、次のようなアドバイスをしている。
「人生とは、自転車に乗るようなものだ。
バランスを保つには、走り続けなければならない。」
偉大な物理学者のアドバイスは、賢明であり実用的だ。

アインシュタインのアドバイスは、クリスチャンにも当てはまる。
多くのクリスチャンは、つらい状況の中でも信仰を持って前進している。
だけど、ふとしたことで道徳的な失敗をし、バランスを失い転倒する。
すると後悔の念にさいなまれ、神に赦していただく資格はないと感じ、立ち上がることも前進することもできなくなってしまうのだ。

聖書には、大失敗をした多くの人たちが登場する。
アブラハムは、妻サラのことでパロに嘘をついた。
ヤコブは、父をだましてエサウが受けるはずの祝福を奪った。
モーセは、神に従わず、岩に向かって命令するのではなく、岩を叩いた。

にもかかわらず、聖書は「この人々はみな、その信仰によってあかしされた」と語っている。
それは、これが再出発の例だからだ。
彼らは失敗して倒れた後、もう一度神のもとに戻り、神に従った。

私たちは、間違った選択をする。
信仰のバランスを失い、倒れてしまったりもする。
そんな時、起き上がって悔い改めよう。
そして、再びチャンスをくださる神に従っていこう。

God Bless You!!


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