366日の手紙
2014年11月12日(水)
『もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる』ヨハネの第一の手紙1章9節
鉛筆は、現在に至るまで、形の上での大きな改良は、唯一、消しゴムがついた事ぐらいらしい。
この独特な「棒」について、しばらく考えてみよう。
この棒の一方の端には、硬く黒い点があり、もう片方には小さなゴムが付いている。
このシンプルな道具で、メモを取ったり、絵を描いたりできる。
難しい計算をする事も、高尚な詩を書く事もできる。
また、間違いを訂正したり、形を書き変えたり、それどころか、初めからやり直す事もできるのだ。
クリスチャンは、毎日、自らの言動を自分の「履歴書」に書き込んでいる。
その発言や行動を振り返るなら、そこに書かれた履歴のいくつかは、イエス様に喜ばれないものだと気付かざるを得ない。
キリストを信じる信仰を持つ者として、決して許されない態度や行いがあったかも知れない。
だけど、それらを神様に正直に告白し、悔い改めるなら、私達の罪は赦され、神様との関係も回復される。
ヨハネの第一の手紙は、正しく歩んでイエス様との交わりを楽しみ、クリスチャン同士ともうまくやっていく秘訣が書かれている。
だけど、ヨハネは現実を直視する人で、私達の日常には失態や失敗も混じっている事を知っていた。
だからこそ、「告白」という消しゴムを使えば、初めからやり直す事ができると教えてくれているのだ。
God Bless You!!
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