11月11日(土)の手紙

2017年11月11日(土)

『万物は、天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、位も主権も、支配も権威も、みな御子にあって造られたからである。これらいっさいのものは、御子によって造られ、御子のために造られたのである。』コロサイ人への手紙1章16節


駐車場が手狭になった教会の話を、知っているだろうか。

隣は日曜が定休日の店だった。
そこで、店の駐車場を使わせていただきたいと頼んでみた。
すると店主は「いいですよ。
一年のうち51週は使ってください。
けれども、52週目の日曜日は、鎖を張らせていただきます」と言った。

教会の人は感謝しつつも、気になったので尋ねてみた。
「52週目には何かあるのですか?」
すると店の主人はにっこり笑ってこう言った。
「いいえ、何も。
ただ、ここはお宅の駐車場でないことを忘れていただきたくないだけです。」

私たちはついつい、あらゆる恵みを当たり前のように扱いがちだ。
だからこそ時には立ち止まって、「まことに天と地にあるすべてのものはあなたのもの。
主よ、国もあなたのもの。
あなたはすべてのものの上に頭として高く立っておられる」 という御言葉を思い出さなければならない。

私たちの手にあるものは、すべて神の所有物だ。
「あなたがたのからだは、 聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。
あなたがたは、代価を払って買い取られたのです」と聖書が語るように、私たちの身体でさえ、私たちのものではない。

「私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神」と語られているように、私たちは、神から実に多くの素晴らしい恵みをいただいている。
神がしてくださることを当然のように思わず、神のくださったすべてのものを深く感謝し、よく考えて、十分に役立てよう。

God Bless You!!


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